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医学・薬学・看護学・歯科学
小児栄養のトリセツ
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笠井 正志 (監修), 鳥井 隆志 (著)
金原出版
2024年9月27日
イラスト
2色, 子供, 生活, 女性
買い物をするお母さんのイラスト

AIによる紹介
『小児栄養のトリセツ』は、小児医療に携わる全ての人々に向けた、初めての栄養学を学ぶためのガイドブックです。本書は、小児トリセツシリーズの第7弾として、2024年9月に金原出版から刊行されました。
子どもは食事を通じて栄養を摂取し、成長していきます。しかし、疾患によって栄養障害が生じた場合、基礎疾患の治療とともに、子どもの成長を支えるための適切な栄養管理が必要となります。また、器質的な疾患によらない栄養障害も小児では問題になりやすく、乳幼児期や学童、思春期における「食べない」「食べられない」「食べすぎる」といった悩みは、医学的なアプローチだけでなく、栄養学的な視点を加えることで解決に導けることが多いとされています。
本書の構成は、実際の臨床現場で直面する問題に焦点を当てています。特に、第3章「食べない・食べられない・食べ過ぎる問題へのアプローチ」では、現代の臨床現場での課題を取り上げ、具体的な対応や解決方法を示しています。例えば、高濃度ミルクの調整方法については、調理秤や添付スプーンを活用した実践的な指導方法が詳しく解説されており、読者がすぐに実践に移せる内容となっています。
さらに、子どもの「食べない」という問題に直面した保護者が、小児科を最後の頼みの綱とする状況を踏まえ、医学的視点に加えて栄養学的視点も取り入れることで、診察室の雰囲気をより良くし、保護者の負担を軽減できると述べられています。
本書は、シンプルで分かりやすい構成となっており、小児医療に携わる人々が初めて栄養について学ぶ際の入門書として最適です。実際の臨床現場で役立つ具体的なアドバイスが豊富に盛り込まれており、子どもの栄養管理に関心のある医療従事者にとって、貴重なリソースとなるでしょう。
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