
先日、『キャプテン・アメリカ4:ブレイブ・ニュー・ワールド』を観てきました!
※映画のネタバレは入れてませんので、お気軽に読んでください!
2番手から主役へ
映画のレビューを書こうと思ったわけではなく、2番手というポジションについて思うところがあったので、文章にしてみました。
僕はマーベル作品が大好きで、ほぼ劇場で鑑賞しています。知らない方のためにざっくり説明すると、キャプテン・アメリカは超人的な肉体と「盾」を武器に戦う、とても象徴的なキャラクター。そのまっすぐな正義のスタンスがとても好きです。
そして今回の映画では、前キャプテン・アメリカであるスティーブ・ロジャースが引退し、前作でサイドキック(相棒)だったファルコンことサム・ウィルソンが新たにキャプテン・アメリカとして活躍します。
この「2番手だったキャラクターが主役になる」パターンの作品はあまり見たことがなく、とても興味深く感じました。
自分自身のサイドキック人生
なぜかというと、僕自身がずっとサイドキックのポジションにいたからです。
子供の頃は、2つ上の従兄弟の後ろをついて歩き、小学生の時は隣に住む1つ上の子の子分のような存在。柔道部に入っても、一番強くなれるはずもなく、漫画家になりたくても、結局はなれなかった。バンドをやってもメインではなく、曲は作るけどメインボーカルではない。
そもそも、イラストレーターという職業自体、書籍をわかりやすくする手助けをするポジションでもあります。最近では、息子とフォートナイトをやる時も、後ろから補佐する2番手ポジション。
サイドキックが性に合っている?
正直、自分で意図的にそうしているのだと感じます。そのポジションに甘んじているというか、実は居心地がいい。性に合っているのかもしれません。参謀的な部分が好きなのかも。カッコよく言うと、『銀河英雄伝説』のオーベルシュタインのような……。
でも、時々もどかしく感じることもあります。何をやっても70点、80点は取れる。でも100点は取れない。0点か100点か、一か八か、そんなヒーローに憧れることがあります。
1回くらいホームランを打ってみたい
ここまでいうと、自分を卑下しているようにも聞こえるかもしれませんが、決してそうではなく、それでいいんだろうなと思ったわけです。長くそういうポジションにいたおかげで、なにかしらのコツをつかんでいて、そのポジションを長く続けてこられて、少なからずお役に立ててるんじゃないかと思います。
何十年もそんな生きてきて、気づけば自然とできあがっていたこの「サイドキック」というポジション。自分はそういうキャラクターなんだなぁと実感し、自負もあったなというお話でした。
……ただやっぱり、生きているうちに1回くらい、ホームランを打ってみたい!
イラストレーターとして、なんとかホームランを打つべく、Xで毎日投稿して素振りをしている最中です!
あなたはヒーロー?サイドキック?
皆さんはどうですか?ヒーロータイプ?サイドキックタイプ?
さて、この文章を読んで、新しいキャプテン・アメリカであるサム・ウィルソンが気になった方は、ぜひ映画を観てみてください!軽い感想をいうと、彼には彼なりのキャプテン・アメリカになれたんだと感じました!
サイドキックだったサム・ウィルソンは、映画の中で本当にヒーローになれたのか?それが気になる方は、ぜひ劇場で確かめてみてください!
もし映画を観たら、感想を聞かせてもらえたらうれしいです!あと、2番手が次回作では主役になっているパターンのお話他にありましたっけ?それもあったら教えてもらえると嬉しいです!
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